無料配布のエンディングノート おすすめはどれ?

無料配布されているエンディングノートを取り寄せました。おすすめは?

エンディングノート

<目次>

エンディングノートって何でしょうか?

最近では、「終活」という言葉が普通に聞かれるようになりました。

終活に活用するエンディングノートは、人生の晩年を迎えるにあたって自分の意志や希望などを家族に伝えるために書くノートの役割を果たすものです。ただし、財産分与などに関して法的な効力を持つ遺言書のような法的効力はなく、手記のようにもっと気軽に書けるものです。その意味で、エンディングノートという名称で呼ばれているものです。

そういうわけですので、エンディングノートに法的文書のような定型はありませんし、普通のノートを使って自由に書くこともできます。

コクヨのエンディングノート「もしもの時に役立つノート」

市販されているエンディングノートで一番有名なものは、コクヨの「もしもの時に役立つノート」です。このノートは、エンディングノートという名称が使われていません。

メーカー希望小売価格 サイズ 枚数
1,550円 6号(セミB5) 32枚(64ページ)
  • タテ252×ヨコ179mm
  • 紙質/上質紙・帳簿用紙[特厚口]100g/m2
  • 製本様式/かがりとじ
  • オレフィンカバー付き
  • ディスクケース付き

コクヨ製のエンディングノート「もしもの時に役立つノート」

コクヨ製のエンディングノート 市販されています

エンディングノートはいつから書くのが良いのでしょうか?

エンディングノートは、上記で人生の晩年を迎えるにあたって自分の意志や希望などを家族に伝えるために書くノートだと述べましたが、最近では、十代や二十代で書いている方も増えているようです。

この傾向は、東日本大震災以降に顕著になったらしいのですが、いつ何が起きるか分からないという不安感もあり、そして、いつ何があっても家族に迷惑がかからないように普段から心がけようということから、エンディングノートが書かれるようになっているようです。

また、エンディングノートは、生きてきた記録を書くという役割もあるため、人生の60年〜70年を振り返るのではなく、1年を振り返ってみたり、10年ごとを振り返ってみて、これからの人生の糧とするのも良いかもしれません。

また、老齢期の始まりとして、還暦を過ぎたころからエンディングノートを開始するのも良いかもしれません。しかし、それは、自分のお葬式のことではなく、むしろこれからの人生をどのように生きてゆくか、またいつ何時、なにがあっても家族が困らないように遺すべき記録はきちんと残しておくという姿勢で書けば、エンディングノートも気軽に書けるようになります。

参考ページ>>エンディングノートの簡単な書き方

エンディングノートを書くメリットは?

エンディングノートは、自分にもしものことがあった場合に、連絡先、知らせておきたいこと、重要な書類の場所やなどを遺された家族などに伝えるという役割を持っています。本来は、こちらの役目のほうが主でした。これによって、もしもの時に家族の負担を軽くすることができることになります。

こんなわけで、エンディングノートを死後のためのノートと考えるのではなく、生きている今現在をよりよく生きるためのノートと考え、これからの人生のために書くノートとして、プラス思考で有エンディングノートを書き始めてはいかがでしょうか。

エンディングノートに採用されている必要項目は、なに?

エンディングノートにあったほうが良いと思われる必要項目を列挙すると、

  • ・生年月日・家系図・学歴など
  • ・親族や関係者の情報・・・住所、電話番号、葬儀告知の有無
  • ・介護・治療について・・・告知をしてもらいたいか、終末期医療の希望、臓器提供や献体
  • ・資産について・・・銀行の口座・カード・その他の金融資産
  • ・葬式とお墓について・・・葬儀に何人くらい呼ぶか、宗派は?どのお寺や葬儀社でに依頼するか、予算、喪主などなど
  • ・遺言的な内容・・・法的な効力はないが、相続や土地のことなどについて
  • ・残された人へのメッセージ
  • ・PCやネット上の情報・・・メールやSNSのアカウント、データの処分等

エンディングノートは書店や文房具店でも扱っています!

一般的なエンディングノートは、書き残すべき必要事項が項目ごとに分かれており、書けるところから書くことができるという利点があります。

最近では、ネットでダウンロードすることができるという無料配布版もありますが、データで保存するか、印刷する必要があります。

また、最近では、大手の葬儀社や葬儀サービス会社が無料配布している所もあります。

エンディングノートをダウンロードで入手する方法もあります

さて、その「エンディングノート」を入手する方法として、無料でダウンロードする方法もあります。しかし、ダウンロード版では、印刷した用紙をホッチキスで止めて使用することになり、表紙もないため、きちんと残しておくのにはちょっと問題があるように思います。

>> エンディングノートを無料で入手する

エンディングノートを無料配布しているダウンロード先

エンディングノート「Office スタイル カタログ」

マイクロソフト社のビジネス公式テンプレートサイト「Office スタイルカタログ」で紹介されているエンディングノートです。市販されているエンディングノートに匹敵するほど完成度の高い整ったレイアウトが特徴です。内容的には、家族に向けたメッセージの内容が多いようです。

>> Office スタイル カタログ

自分史かんたん作成・更新可能エンディングノート「百人百想」

上記のOffice スタイル カタログのエンディングノートとは逆に、自分史等、自分のことを多く書き込んでおけるエンディングノートです。小学校時代、中学時代、高校時代は各1ページずつ配分され、父や母のことも各1ページあるため、故人や祖父母のことも書き残せる内容となっています。

>> 百人百想

エンディングノート無料ダウンロード版「日刊葬儀新聞社」

自分史的エンディングノートとして充実しています。doc形式で130ページもあります。記入項目が多く、詳細を極めていますので、詳しすぎる感もありますが、項目に記入していくだけで詳細な自分史が残せます。

>> 日刊葬儀新聞社エンディングノート

葬儀社から無料で入手したエンディングノートを比較すると…

ですので、葬儀社や葬儀関係のサービス会社が無料で配布しているものを利用するのが、一番容易に、且つ経済的に入手できる方法だと思います。

それに、葬儀社の編集したエンディングノートはさすがによく考えられています。

このページでは、資料請求をすることによって、無料で入手した3社のエンディングノートを比較してご紹介します。

1)「シンプルなお葬式」のエンディングノート(「MY NOTE」)
2)「小さなお葬式」のエンディングノート(「エンディングノート」)
3)「さがみ典礼」のエンディングノート(「あんしんノート」)

>>無料でエンディングノートを送ってくれる葬儀サイトについて

1)「シンプルなお葬式」のエンディングノート

(ノートのタイトルは、「MY NOTE」)

シンプルなお葬式のオリジナルのエンディングノート

「シンプルなお葬式」のホームページから資料請求(無料)を申し込んだ方に全員がもらえるオリジナルのエンディングノート「MY NOTE」です。以前、「シンプルなお葬式」では、コクヨ製のノートが使用されていましたが、それは少し小型(B5版)の大きさでした。

最近、「シンプルなお葬式」では、ユーザーの声を参考にオリジナルのエンディングノート(A4版)を作成して、資料請求をした人に提供しています。

このエンディングノート「MY NOTE」は、A4版、全部で30ページで構成されています。

2)「小さなお葬式」のエンディングノート

(ノートのタイトルは、「エンディングノート」)

小さなお葬式の「エンディングノート」無料資料請求で全員もらえます

「小さなお葬式」のホームページから無料資料請求を申し込んだ方全員にもらえる「エンディングノート」大判(A4版)です。こちらのエンディングノートも、手に入れました。

※なお「小さなお葬式」のエンディングノートは全ページが30ページでした。しかし、最近(2017年7月)資料請求をして分かったことですが、全ページが18ページに削減されていました。

3)「さがみ典礼」のエンディングノート

(ノートのタイトルは、「あんしんノート」)

さがみ典礼のあんしんノート

さがみ典礼では、エンディングノートのことを「あんしんノート」と呼んでいます。この安心ノートは、A4版で大きな字で書くことができます。

しかし、この「あんしんノート」は、A4版ですが、全部で22ページで構成され、他の葬儀社のものと比べると、葬儀関係に重点が置かれているようで、日常の生活に役に立つかどうかというと、少々物足りない気もします。

結局、どのエンディングノートがおすすめ?

実際に資料請求で、各社のエンディングノートを取り寄せて手に取ってみると、いろいろな違いが分かります。

なお、上記の3社のうち、どのエンディングノートがおすすめかというと、いずれも内容はよくできていますが、「シンプルなお葬式」のエンディングノートには、最後のページに「メッセージ」という1ページがあって、「大切な人へメッセージを残しましょう」と記載されています。「小さなお葬式」のエンディングノートには、このようなページがありません。

また、ノートのタイトルは、シンプルなお葬式のは「MY NOTE」、小さなお葬式のは「エンディングノート」、さがみ典礼は「あんしんノート」となっていて、どれを選ぶべきかは、結局、好みの問題になります。

ですので、どれにするか迷ったら、各社に資料請求して、それらを実際に手に持ってページを開くという方法もあります。(私は、そうしました。)


エンディングノート

【このページのまとめ】

エンディングノートを無料配布で入手するには、ダウンロード版でも可能です。しかし、ダウンロード版の場合、パソコンやプリンターが必要だったりします。また、ダウンロードの場合、データで保存するか、用紙に印刷するかという形態で保存することになりますが、それを冊子形式に綴じるのは面倒ですし、手間や技術が必要になります。

また、無料配布のエンディングノートは、ワードやエクセルに打ち込んで保存することもできますが、その情報をパソコンのどこに保存しているのか家族に伝えておかないと、後々、無用の長物になってしまいます。

無料のエンディングノートは、葬儀関係のサービス会社等で配布しているものがおすすめです。なかでも、おすすめは「シンプルなお葬式」と「小さなお葬式」で無料配布しているエンディングノートがおすすめです。

その理由は、「シンプルなお葬式」と「小さなお葬式」とで無料配布しているエンディングノートは、必要な項目が網羅されており、簡潔にまとまっており、また老眼でも見やすいように文字も大きく、たいへん使いやすいものに工夫されているからです。さらに、その入手方法は簡単で、上記のように、葬儀関係の資料を請求するだけで、その特典として郵送で送ってもらうことができます。


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<関連記事の目次>

エンディングノートの書き方について

エンディングノートがなかなか書けない方は、「書くのが面倒だ!」と思っている方が多いようです。

そんな方が、エンディングノートを簡単に書く方法は、書くべき項目がシンプルに構成されたエンディングノートを使用して、書けるところから書き、書きたいところから書いてゆく方法がおすすめです。

エンディングノートの項目がわかりやすく構成されていると、なにを書くのかがはっきりと分かるため、解りやすく書くことができます。

エンディングノートを書く前に、知っておくべきこと

エンディングノートは、家族に残すための情報を書くだけではなく、よりよい終活をするために必要な情報を整理し、あとは残りの人生を思う存分楽しむためのライフプランを立てる気持ちで書き始めると、書きやすくなりますし、思わぬところで役に立ったりします。

「家族に残すための情報」とはいっても、それを一挙に全部書く必要はなく、暇を見て、書けることから書いていくような気楽な気持ちで書けばよいことです。

エンディングノートに、書いておきたいこと

エンディングノートに「書く内容」に、特に定めはないと言われますが、家族が困らないようように、必ず書いておくべき内容があります。

最初に知っておきたいことは、エンディングノートは遺言状と違って法律上の効果がありません。このため、書き方に一定の規定があるわけではなく、手書でもパソコン入力でも、写真を添付しても良く、自分の好みで書きたいように書くことができます。以下に、エンディングノートに書くべき一般的な事柄を挙げますので、参考にして頂ければと思います。

自分自身の歴史について

  • 出生から成人するまでの思い出
  • 過去に住んでいたことがある街、家、地域のこと
  • 結婚に至るまでの思い出
  • 子供達とのエピソード

このようなことを記録します。

友達や親戚等の人間関係について

自分が日常的に関わっている友人や知人、遠方だけど交流のある人等を名簿にしておきましょう。遺族にとって大切な情報のひとつになります。

財産について

相続に関してはエンディングノートでは効力を発揮できません。ここでは、残された家族が、あなたの遺産や財産をどのように配分したらよいのか記録しておきましょう。しかし、その遺産や財産を分配するのに争いが起きないようにしておきたいのなら、法的に効力のある遺言状として残すべきです。

介護や医療についてどのように対応するか

あなたが認知症等で意思の疎通が困難になった場合にどのようにしてもらいたいのか書いておきます。

介護保険施設に入所するようになれば、延命治療を含めて最期をどのように迎えたいか尋ねられます。例えば、改善の見込みのないガン等に罹患していたら、最期を病院で迎えるかどうか。このようなことを記録しておけば分かりやすいでしょう。

葬儀はどうするか

最近は、お葬式を少人数で行う家族葬等が多くなっています。どの程度の規模で行なうのか、費用はどうするか、お知らせする範囲はどうするか、また、葬儀社の互助会に加入している場合はその旨も記録しておきましょう。

お墓についてどうするか

墓地を事前に用意しているケースでは、とても重要になります。家族が一から準備しなくてもいいように、記録をしておきます。

SNS等のネット関係や契約について

解約や解除するために暗証番号が必要な場合があります。亡くなった後の手続きがスムーズに行なえるように、分かりやすくしておきましょう。

遺産整理

遺品をどのように整理すればよいか残しておけば、残された家族は助かります。棺の中に一緒に入れてもらいたいものがあれば、それも書いておきましょう。形見に関しては、誰に何を渡したいかあれば良いでしょう。

その他

土地の所有権等について家族が明瞭に知らない場合あります。例えば、山林に所有する土地がある場合、その境界を家族の方が知らない場合もあります。

よって、事前に境界を分かりやすく図面や写真等で残しておくことも必要です。近隣所有者とのトラブルを防ぐためにも正しい情報を伝えておく必要があります。


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