家族に残したいエンディングノートに書く内容は?

人気のエンディングノートの書式について

エンディングノートni書く内容

<目次>

人気のエンディングノートを選ぼう!

よく言われるように、エンディングノートには遺言書のような法的効力はないのですが、これを逆に考えると、エンディングノートに法律的な書式は不要ということになります。そのため、エンディングノートには、「このように書かなければならない」という規定はありません。

この意味で、エンディングノートは個人で自由に使用するものです。ただし、エンディングノートは、最終的には家族に残して利用してもらうという目的を持つノートですから、やはり必要な事柄はしっかりと書き込んでおく必要があります。

また、エンディングノートは、外観もスタイルも自由です。趣味を活かした手作りのノートを使用することもできます。このように、エンディングノートは、自分の好きなノートに好きなことを楽しみながら書くことができます。

必要な事項が書けるように書式化されたエンディングノートが人気

ですので、エンディングノートに書く内容は?というと、なんでもご自由に、ということになりますが、必要な項目はしっかりと書き込んでおけるエンディングノートがやはり人気ということになります。そのため、必要な事項が書けるように書式化されたエンディングノートに人気が集まっています。

なお、エンディングノートは文章だけではなく、写真や絵を添えると家族に喜ばれます。というのは、その写真に家族の方が一緒に写っていたりすると、家族の思い出も共有されることになるからです。また、後からエンディングノートを見た時、そこに家族の写っている写真があると、「これはあの時みんなで写した写真だ」というように話が盛り上がったります。

そして、そのような自由な発想で作られた内容の他に、家族に残しておくべき内容をわかりやすく書いておけば(または、添付・貼り付けておけば)、葬儀や各種契約の解除手続等、エンディングノートのもう一つの目的を果たすことが可能になります。

家族に残しておくべき内容とは?

家族に残しておくべき内容を知るには、市販や無料で配布されているエンディングノートにどのような項目が掲載されているか調べることで簡単に把握できます。実際に、色々なエンディングノートを調べてみると、ほとんど同じような内容の項目が掲載されているものです。

ですので、どのようなことを書いて良いかわからない方は、市販のエンディングノートを購入してみるのも手です。また、なにが掲載されているか知るだけに出費するのは嫌な方は、下記でご紹介するような無料のエンディングノートを入手するのもおすすめです。

エンディングノートに書く内容とは?

エンディングノートに書く内容を、一例としてご紹介します。

自分の銀行や免許書、契約等に関すること

  • 名前・生年月日・血液型・住所・電話番号・緊急連絡先・本籍など。
  • また、かかりつけの病院や服用している薬・通っている病院名、連絡先。
  • 保険証・年金手帳・資格・免許・SNSやブログ等の情報(登録番号やID、パスワード等)など。

家族や親族についての情報

親・兄弟等の家族の情報、配偶者・子供の氏名や誕生日、血液型等の知っておくべきこと。

学歴や勤務歴等の自分史・記録しておきたい出来事

  • 学歴や勤務歴、役職について年月日や、思い出。
  • 先生の名前、上司の名前、同僚の名前などを書くこともできます。
  • また、住んだことのある住所や旅行の記録などを書いても良いですね。

友人や知人のリスト

  • 友人の名前や連絡先。
  • 自分にもしものことがあれば知らせてほしい友人のリスト。
  • 友人や知人の名前や連絡先は、自分の入院時に連絡するかどうか、葬儀の際に連絡をするかどうか、などを書き添えておくことで家族は助かります。

ペットのことも忘れずに書いておきましょう

  • ペットは、自分で訴えることができないため、飼い主が、ペットの名前、種類、種別、生年月日・血統書の有無・避妊去勢手術の有無、かかりつけの病院なども忘れずに書いておきましょう。
  • また、ペットの好きな食べ物や嫌いな食べ物。
  • ペット保険に入っている場合、加入保険会社と連絡先。
  • さらに、何かあったとき、飼ってくれる人がいるかどうかも確認しておきましょう。

財産について

  • クレジットカードや預貯金情報(金融機関名・口座番号など)、株式や不動産など自分の財産に関する情報。
  • これらの情報は重要ですが、預貯金の口座番号などは、秘密保持の必要がある場合、記載するのには工夫が必要になります。
  • 財産分与に関しては、遺言状を作成するようにしましょう。
  • 有価証券や金融資産、借金の保証人や借入金、ローン、負債等に関する情報も記載しておきましょう。
遺言と遺言書(遺言状)に違いについて知っておきましょう!

遺言とは、自分に万一のことがあった場合に、自分の財産(遺産)を「誰に?どれだけ?」託すのかを決める意思表示のことです。また、この意思表示を民法の規定に従って残した物が遺言書(遺言状)です。このように、「遺言」と「遺言書」の違いはありますが、遺言書と遺言状は同じです。

※なお、遺言書は、民法の規定に従って作成していない場合は無効となり、法的な効力はありません。

遺言書を作成した場合は、遺言書の有無・遺産分割について・遺言書の相談先・保管場所を記しておきましょう。相続放棄や相続順位など、相続に関しての遺言書を作成するときは、弁護士やその他の法律関係に詳しい方(司法書士、行政書士等)に相談してください。

保険や私的年金について

  • 生命保険や損害・傷害保険など、加入している保険に関する情報。
  • 記載内容は、保険会社名・契約の種類や内容・証券の保管場所・保険受取人などについてです。

介護・延命治療・献体への希望や意思

介護が必要になったとき、どのようにしてもらいたいか、延命治療が必要になった場合どうしてほしいか(延命治療してほしい、しないでほしいなどの)希望があれば書いておきましょう。また、臓器の提供や献体を希望する場合は、登録団体施設を記載してください。

葬儀の規模や葬儀の連絡をする親類・友人等の連絡先のこと

エンディングノートに葬儀のことについて書くのは非常に重要です。なぜかというと、葬儀は遺族が一番頭を悩ますものだからです。

生前に故人の希望等を記載しておかないと、葬儀の規模や、葬儀の連絡をする連絡先等のことで非常に困ってしまいます。そのため、葬儀の実施や会場、費用等についてを記載しておくと、残された家族の負担は大いに軽減されることになります。

お墓のこと

お墓のことについて。お墓が決まっているなら、住所や霊園名、使用権者などの内容。また、希望する埋葬方法(通常のお墓、海洋散骨や、樹木葬等)も書いておきましょう。また、墓に関する費用がどうなっているのか、支払い済みかどうか、そのための貯金があるのかどうか、なども書いておきましょう。

解約・退会してほしいサービスなど

携帯電話やインターネットなどの会員サービスを利用している場合、それらの解約方法について。そのために、携帯電話・パソコンのプロバイダー・WEBサービス・SNSログイン情報・ブログの情報とアカウント・パスワードなどの情報も書いておきましょう。解約をしておかないと、料金をずっと取られます。

遺品・形見分けのリスト

遺品となる物を形見分けする場合、品名と誰に渡するのか記載します。また、その物品の保管場所も書いておきます。遺品整理は家族の負担になるため、予め不用品回収業者を指定するか、生前整理を行っておくと、後々、整理をする方が楽になります。

その他、家族等の大切な人へ伝えたいこと

家族や友人・配偶者など、大切な人へのメッセージを書いておきましょう。普段面と向かっては言えない感謝の気持ちを文章で伝えましょう。

>>終活はエンディングノートから

エンディングノートの書き方

エンディングノートを書くときのポイントは、完璧に書こうと思わず、書けるところから書いていくことです。

「完璧にやらなければいけない」と思うとなかなかペンが進みません。ですので、書きたいもの、書けるものから自由に書き進めていきましょう。

エンディングノートは、手書きで書きますか?

最近では、スマートフォンやタブレットで利用できる、エンディングノートのアプリが登場しています。自分の情報や、家族へのメッセージを残すことができるので、アプリでも手書きでも構いません。

ただし、家族がアプリを開けるようにしておくことが大切です。また、携帯電話がタブレットが破損してしまうと、せっかく書いたエンディングノートが見られなくなる可能性があります。アプリでも構わないのですが手書きの方がより確実に家族の目にとまるでしょう。誰に贈るエンディングノートかを再認識して相手が読みやすい形で残しておきたいものです。

市販のエンディングノートで最も人気なのは、どれ?

市販のエンディングノートの中で、最も人気なのは、コクヨの「もしもの時に役立つノート」ではないでしょうか?

その理由は、amazonで扱われているエンディングノートのなかでは、ベストセラー1位の製品だからです。

購入者のカスタマ―レビューも370件。これは、かなり多い購入者の口コミだということになります。

エンディングノート コクヨ製

このノートは、コクヨが開発当初にリサーチを行った結果、「まずは自分の情報をまとめるノートが欲しい」とか、「もう少し若い人でも気軽に書けるエンディングノートが欲しい」という30〜40代を中心とした世代からの要望を反映して作成したとのことです。

ですので、ノートの名前も「もしもの時に役立つノート」で、表紙には、「lIVING&ENDING」と書かれています。その名前の通り、日常生活の備忘録としても役に立つ内容となっています。

ノートの記入項目は、銀行口座、口座引落し、クレジットカード、保険、重要連絡先、WebサイトID、介護、葬儀、お墓、相続などで、漫画やイラストによる説明も多く、年齢を問わずに若い人でも気軽に情報整理ができるものです。

また、ディスクケースが1枚付属され、大切なデータを保存したCDなどをノートと一緒に保管することが可能です。

参考>>おすすめのエンディングノートは

エンディングノートを書くと、人生を何倍も有意義に生きることができる!

エンディングノートを書いていると、その先に自分の死を意識せざるを得ません。それが、10年先なのか、20年先なのか、30年先なのか、又はもっと先なのか、それは自分の健康や体力や、究極的には運命ということになるのでしょう。

しかし、あと何年生きられるかと考えながらエンディングノートを書くよりは、これから人生の最終章を総仕上げするための計画をエンディングノートに書き込むことのほうが、意味のあることだと思います。

エンディングノートを無料で入手することもできます!

このような無料の「エンディングノート」としては、葬儀社や葬儀関係のサービス会社が無料で提供しているものを利用するのが、一番容易に入手できる方法となります。

このページでは、無料の資料請求をすれば、エンディングノートが無料で入手できる2社をご紹介します。

  • 1)「シンプルなお葬式」のエンディングノート
  • 2)「小さなお葬式」のエンディングノート

※いずれも各社のホームページで資料請求(無料)をすれば、郵送等で入手できます。

なお、電話で資料請求をした場合、入手できませんのでご注意を!

>>エンディングノートを無料で送ってくれる葬儀サイトはこちらに

1)「シンプルなお葬式」のエンディングノート

シンプルなお葬式のオリジナルのエンディングノート

「シンプルなお葬式」のホームページから資料請求(無料)を申し込んだ方の全員にもらえるオリジナルの「エンディングノート」です。

実は、以前、私が「シンプルなお葬式」に資料請求をして手に入れたのは、コクヨ製の黄色い表紙のノートでした(このページの一番上の写真のもの)。最近、オリジナルのエンディングノートができたというので、再度、資料請求をすると(一度資料請求をしてエンディングノートをもらったものですから、2度はだめだと思っていましたが)なんの問題もなく、郵送されてきました。

「シンプルなお葬式」のエンディングノート:A4版・30ページ

2)「小さなお葬式」のエンディングノート

小さなお葬式の「エンディングノート」無料資料請求で全員もらえます

「小さなお葬式」のホームページから無料資料請求を申し込んだ方全員にもらえる「エンディングノート」大判(A4版)です。こちらのエンディングノートも、手に入れました。

「小さなお葬式」のエンディングノート:A4版・18ページ

なお、「シンプルなお葬式」のエンディングノートと「小さなお葬式」のエンディングノートとのどちらが良いかというと、これは好みの問題になります。

ですので、「シンプルなお葬式」と「小さなお葬式」の両方から資料請求をして、実際のエンディングノートを手に入れて、目の前で比較することによってどちらを使うか決めるのがよいかと思います。

そして、残ったエンディングノートは誰かにプレゼントするとか・・・きっと、喜こんでもらえると思いますよ。

参考に、「シンプルなお葬式」のエンディングノートと「小さなお葬式」のエンディングノートの全ページを写真に撮りましたので、ご参考にしてください。

>> 「シンプルなお葬式」のエンディングノートの全ページ

>> 「小さなお葬式」のエンディングノートの全ページ

申込をする際に、注意すべきことが1つあります!

なお、「シンプルなお葬式」と「小さなお葬式」のいずれの葬儀社も、資料請求はインターネットで請求できます。ただ、注意することは、送付方法を「ご住所に郵送」にクリックをしてもらわないと、エンディングノートはもらえませんからお気を付けください。

この送付方法を「ご住所に郵送」とする指定は、資料請求を開けば、下の画像のように、申込フォームの上部に記載されています。

シンプルなお葬式に資料請求

また、資料請求をした後、私の場合ですが、「さがみ典礼」から電話があって、色々聞かれました。が、「シンプルなお葬式」と「小さなお葬式」からは、電話がかかってくることもなく、速やかに資料とエンディングノートを封書で送ってくれました。


【まとめ】おすすめのエンディングノートについて。 ブームの終活の一環として、残しておくべき自分の情報や伝達すべきことを記載しておきましょう。エンディングノートは、夫婦や親子の絆を再確認するのにも有益となります。エンディングノートの内容は、自作のノートに書くのでも良いですが、必要な事項が欠けないように、正式のテンプレート化されたものが便利です。エンディングノートには写真を添付しておくと、写真をきっかけにして話も盛り上がると思います。エンディングノートのおすすめとしては、書店で市販しているコクヨ製のものもありますが、これは有料になります。また、エンディングノートをダウンロードで入手するのでも良いですが、オンラインやパソコン、プリンターが必要になります。最近では、エンディングノートは葬儀社が資料請求の特典として無料でプレゼントしているケースもありますので、利用価値は高いと思います。


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