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アプリとは、スマホなどにダウンロードして使うことができるアプリケーションのことです。スマホ等の端末機にダウンロードできるアプリは、ゲームだけじゃなく、ニュース、音楽、地図、カレンダーなどさまざまなものがあります。
今では、エンディングノートさえもアプリをダウンロードし、スマホで操作し、保存できるものとなりました。ただし、アプリは有料のものと無料のものとがありますので、注意をしましょう。
ともかく、近年では、スマホの普及とともに、気軽に携帯アプリで書き残せる「無料エンディングノートアプリ」が人気になっています。
スマホで利用できる無料のエンディングノートアプリには、調べれば色々なものがあります。既にサービスを終了しているものもありますが、下記にご紹介するものは、2018年現在でもダウンロード可能なものです。
※ ダウンロードはこちらからできます:100年ノート
「100年ノート」は、生活総合情報誌『はいから』の編集部が提供しているアプリです。シンプルなデザインで、エンディングノートに書いておきたい基本的な内容が網羅されています。また、文章だけでなく、画像や音声を保存することも可能となっています。
注意すべきことは、「100年ノート」の利用は無料ですが、利用者が死亡した場合、ご家族の方などが記載された内容の情報開示を請求する場合は3万2,400円の手数料が必要になります。これはちょっと高すぎだと思いますが、なんとかならないでしょうかね?
自分の死後に遺産情報を家族に伝えることのできるiPhoneアプリ「ウケツグ」です。このアプリは、銀行口座や不動産、借金、ID・パスワードなど、あらゆる資産について、それぞれの継承者を指定して遺言情報を残すことができます。
金融機関などのシステムとの接続や認証は不要で、入力された情報はすべて暗号化されることになっています。60秒間のビデオメッセージも登録でき、遺言書の代わりとして使うこともできます。
また、週に一度アプリを開くか、アプリからのスマホの通知メッセージを開く操作をすると、自身の無事を運営事務局へ伝えることができます。ユーザーが亡くなった場合は、身分証とユーザーの死亡を確認できる証明書を運営スタッフが目視で確認するという、スマホならではの機能も付いています。
ウケツグは、iphoneに対応している無料エンディングアプリの中でも高い人気があります。動画投稿が可能であるため、ご自身の映像つきで肉声メッセージを残しておくことができるほか、財産関係の詳細やお墓や葬儀関係の手続きもでき、さらにエンディングノート関係の機能も充実しています。
※ ダウンロードはこちらからできます:エターナルメッセージ
エターナルメッセージは、iphoneとandroidの両方に対応しており、非常に高い満足度を誇るアプリとして有名です。
無料のアプリであるにもかかわらず機能が充実していて、特に初めてエンディングノートアプリを利用するという方にとっては非常に使いやすいという点が人気の秘密です。
「エターナルメッセージ」は、家族や友人へのメッセージを動画で保存できる無料のアプリで、保存できる動画の本数は2本です。また、写真の保存も可能で、アルバムを作って自分や家族の思い出を残すこともできます。
上記の画像からも分かるように、エンディングノートとして書いておける内容は葬儀関連が主ですから、終活用といえます。
※ ダウンロードはこちらからできます: エンディングノート ~ 絆 ~ Free
「エンディングノート ~絆~ Free」は、Android端末のみ利用可能なアプリで、無料版と有料版の2種類があります。
エンディングノート〜絆〜は、androidに対応している無料エンディングノートアプリの代名詞といえるアプリです。
自分の身の回りの情報や、最期を迎えた後の葬儀やお墓に関する希望、財産関係にまつわる情報といった詳細なレベルまで書き込むことができます。
機能はシンプルで、エンディングノートにあってほしい項目がある程度そろっています。おもな項目は、「私の歴史、大切なあなたへ、万一の時のための連絡先、財産、葬儀の希望、日記等」です。また、画像の保存も可能です。
非常に気軽に便利に使用できるエンディングノートのアプリですが、アプリでエンディングノートを書く際の注意点は、アプリが短期間にサービスを終了する場合があるということです。言い換えれば、短期間で使えなくなるおそれもあるということです。
さらに、もう1つの注意点は、スマホに入れてあるアプリですから、パスワードを入力しないと、見れなくなるということです。ですので、万が一に備えて、パスワードをご家族の誰かに伝えておく必要があります。
アプリを使用するメリット・デメリットを確認しておきましょう。
アプリのエンディングノートの場合、ダウンロードするだけですぐに使うことができます。ためしにダウンロードして、使いづらいとか、自分には合わないと思ったら、削除することも簡単にできます。
しかし、紙製品のエンディングノートの場合は、選ぶのに、検索したり書店に行ったりして手間がかかります。紙製品のエンディングノートを使用したいときは、無料のエンディングノートをいくつか入手して、それらを比べて決めるのがオススメです。
スマホのアプリなら、ちょっとした隙間時間を利用して項目を埋めたり、外出先で記録したりすることも可能です。
エンディングノートに限らず、何かを自筆で文字に書くときのように身構えてしまうと、なかなか書けないこともありますが、アプリなら伝えたいことが頭に浮かんだとき手軽に書くことができます。また、修正も自由にできます。
エンディングノートのアプリの種類はまだ多くはありません。しかし、中には無料で使えるものもあります。ただし、利用者が死亡したときご家族の方が情報を開示する場合に数万円の手数料が必要になるアプリもありますので、注意が必要です。
エンディングノートには「遺言書」のような決まった形式がないため、動画でメッセージを残すことがでます。もちろん、家族との思い出を写真で残しておくこともできます。
ですので、自身の死後のために必要な情報を書くだけではなく、家族への感謝や思い出などを音声で伝えるオリジナルのエンディングノートを作ることも可能ですから、気軽な気持ちで個性的なエンディングノートとすることもできます。
無料アプリの提供会社が倒産したりして、アプリの提供を止めてしまうと、アプリも使えなくなるおそれがあります。しかも、アプリのサービスがこの先、何十年も継続される保証はありませんし、短期間で終了しているアプリもあります。そんな時、アプリの内容を移動できればよいのですが、そうすることができない場合、他のアプリで作り直す必要があります。
完全無料のアプリだと思ったら、機能を拡張するのに料金が必要だった。ということはよくあります。なかには、高額のアプリもますので、ためしに使ったうえで早目に判断したほうがいいでしょう。
アプリを利用したエンディングノートはスマホが壊れてしまったとき、データが消えてしまうこともあります。また、修理に出したときにデータがなくなってしまう場合もあるため、大切な情報は可能であればバックアップを取っておきましょう。
無料のアプリには広告が表示されるものがあります。
スクロールの際に広告をクリックしてしまったり、画面の一部が広告で隠れてしまったりと、アプリが使いづらくなるかもしれません。
広告が気になるなら、他の無料アプリや有料のものをおすすめします。
以上、アプリで使用できるエンディングノート、メリットとデメリットをご紹介しましたが、いかがでしたか?
やはり、家族にきちんと残したいから、紙媒体のエンディングノートがよい、しかも費用をかけたくないから、無料のエンディングノートがほしいという方に、このサイトでは、下記の2つのエンディングノートをおすすめしています。
紙製の冊子になったエンディングノートなら、薄手のパンフレットのような使い勝手で使用することが可能です。このような冊子状で無料のエンディングノートとしては、葬儀社や葬儀関係のサービス会社が無料で提供しているものを利用するのが、一番容易に入手できる方法となります。
1)「よりそうのお葬式」のエンディングノート
2)「小さなお葬式」のエンディングノート
※いずれも各社のホームページで資料請求(無料)をすれば、郵送等で入手できます。
なお、電話で資料請求をした場合、入手できませんのでご注意を!
>>エンディングノートを無料で送ってくれる葬儀サイトはこちらに
「よりそうのお葬式」のホームページから資料請求(無料)を申し込んだ方の全員にもらえるオリジナルの「エンディングノート」です。
実は、以前、私が「よりそうのお葬式」に資料請求をして手に入れたのは、コクヨ製の黄色い表紙のノートでした(このページの一番上の写真のもの)。最近、オリジナルのエンディングノートができたというので、再度、資料請求をすると(一度資料請求をしてエンディングノートをもらったものですから、2度はだめだと思っていましたが)なんの問題もなく、郵送されてきました。
「小さなお葬式」のホームページから無料資料請求を申し込んだ方全員にもらえる「エンディングノート」大判(A4版)です。こちらのエンディングノートも、手に入れました。
なお、上記のうち、どのエンディングノートがおすすめかというと、いずれも内容はよくできていますが、「よりそうのお葬式」のエンディングノートか、「小さなお葬式」のエンディングノートがおすすめです。
ちなみに、各社のエンディングノートの大きさとページ数を比較しておきました。
それでは、結論ですが、「よりそうのお葬式」のエンディングノートと「小さなお葬式」のエンディングノートとのどちらが良いかというと、これは、ページ数も同じですし、表紙も良いデザインで、あとは好みの問題になります。
ですので、「よりそうのお葬式」と「小さなお葬式」の両方から資料請求をして、実際のエンディングノートを手に入れて、目の前で比較することによってどちらを使うか決めるのがよい方法です。
そして、余ったエンディングノートは誰かにプレゼントするとか・・・きっと、喜こんでもらえると思います。
参考に、「よりそうのお葬式」のエンディングノートと「小さなお葬式」のエンディングノートの全ページを写真に撮りましたので、ご参考にしてください。
なお、「よりそうのお葬式」と「小さなお葬式」のいずれの葬儀社も、資料請求はインターネットで請求できます。ただ、注意することは、送付方法を「ご住所に郵送」にクリックをしてもらわないと、エンディングノートはもらえませんからお気を付けください。
この送付方法を「ご住所に郵送」とする指定は、資料請求を開けば、下の画像のように、申込フォームの上部に記載されています。
また、資料請求をした後、私の場合ですが、「さがみ典礼」から電話があって、色々聞かれました。が、「よりそうのお葬式」と「小さなお葬式」からは、電話がかかってくることもなく、速やかに資料とエンディングノートを封書で送ってくれました。
入手はこちらからできます>> 「よりそうのお葬式」の公式サイト
入手はこちらからできます>>【小さなお葬式】資料請求