エンディングノートとは? 終活に役立たせる書き方は?

エンディングノートとは・・・? その書き方について。

エンディングノートとは何でしょうか? 終活に役立たせる書き方は、内容が項目別に整理された無料のエンディングノートを利用するのが簡単です。

エンディングノートとは 書き方

エンディングノートとは、人生を総仕上げするために書くノートです。

エンディングノートとは、人生に起こりうる万一の事態に備えて、治療や介護、葬儀などに関して、自分の希望、家族への伝言、連絡すべき知人のリストなどを記しておくノートのことです。

さらに、エンディングノートは残りの人生をより良く生きるための活動(=終活)に役立たせるノート(終活ノート)として利用されます。

ウィキペディアによると、次のように書かれています。

<ウィキペディアの「エンディングノート」に関する解説>
自身が死亡したときや、判断力・意思疎通能力の喪失を伴う病気にかかったときに希望する内容を記す。
特に後者の内容を、事前指示(英: Advanced directive)と呼ぶ場合がある。
書かれる事柄は特に決まっているわけではなく任意であるが、
・主に病気になったときの延命措置を望むか望まないか
・自身に介護が必要になった際に希望すること
・財産・貴重品に関する情報
・葬儀に対する希望
・相続に対する考え方
・プロフィール・自分史
・家系図
などがある。
法的効力を有する性格の文書である遺言とは異なり、存命中や死後の家族の負担を減らすことを目的としている。
書籍や文具としてエンディングノートが販売されている。また自治体やNPOなどが無料配布してエンディングノートに関する講座を開いている例もある。

上記がウィキペディアの「エンディングノート」に関する解説の内容です。

また、「エンディングノート」についてネットで検索すると、その意味について色々な書き方をしていますが、いずれにしても、エンディングノートはネガティブな姿勢で書くのではなく、これらの人生を前向きに悔いなく生きるために書きたいものです。終活はそのためにあるのですから。

エンディングノートは、映画で広く認知されるようになりました

エンディングノートは、以前から主に葬儀の事前相談を希望する方などのために無料で配布されていたものがありましたが、その内容は、主に葬儀の希望や内容などについて書かれていたものでした。

その後、日本映画「エンディングノート」(砂田麻美監督)や外国映画「17歳のエンディングノート」でも題材となったり、終活が盛んに行なわれるようになって、改めてその認知度が広がるようになりました。

また、最近では、エンディングノートは、書店や文具店などでも販売されているほか、自治体やNPO法人では、エンディングノートの書き方などに関する講座を開いているところもあるほど、各界に広がりを見せています。

日本映画「エンディングノート」(砂田麻美監督)について

2011年に公開された日本映画「エンディングノート」(砂田麻美監督)は、定年退職後のまもないころに、ガンの宣告を受けた一家の父が自らの人生を総括し、家族へあてた“エンディングノート”を残すまでの姿をつづったドキュメンタリー映画です。

何事も「段取りが命」をモットーに高度経済成長期を支えてきた熱血営業マンの砂田知昭は、67歳で会社を退職します。そして、第二の人生を歩み始めるのですが、その矢先に毎年受けていた健康診断で「がん」が発覚します。

症状は、すでにステージ4まで進んでおり、家族のため、人生を総括するために、彼が最後のプロジェクトとして課したのは「自らの死の段取り」と、エンディングノートの作成だったのです。

映画のなかで、会社人間であった主人公の砂田知昭は、がんを告知された後、「自分の人生をデッサンしておかないと、残された家族が困るでしょうから」と、会社での仕事のようにエンディングノートのマニュアル作りに取り掛かります。

そのエンディングノートは、次の内容に沿って進行していきます。

  • To do 1. 神父を訪ねる
  • To do 2. 気合いを入れて孫と遊ぶ
  • To do 3. 自民党以外に投票してみる
  • To do 4. 葬式をシミュレーション
  • To do 5. 最後の家族旅行
  • To do 6. 式場の下見をする
  • To do 7. 洗礼を受ける
  • To do 8. 長男に引き継ぎ
  • To do 9. 妻に(初めて)愛してると言う
  • To do 10. エンディングノート

なお、この映画は、人生の最後までガンと向き合って前向きに生きようとする父と家族の姿を、実の娘が撮影して誕生したものです。当時、興行収入1億円を突破した映画ですから見た方もいるかもしれません。

エンディングノートの書きかた

エンディングノートは、遺言書とは異なり、書く内容に定型がなく、自由に書くことができます。しかし、なんでも自由に書けるということで、かえって何を書けばよいか分からない、ということにもなるようです。

そこで、エンディグノートをいちばん簡単に書く方法として、このサイトでは、市販のエンディングノートや、無料配布されているエンディングノートを入手することをおすすめしています。

これらのエンディングノートには、書くべき内容が項目別に整理されているため、自分が書けるところから書き始めることができます。項目の内容には自分に関係のないものもあるため、すべてを書く必要もありません。

なお、項目別に整理されたエンディングノートは、冊子状に綴じられたものがおすすめですが、このようなエンディングノートには欠点もあります。それは、項目別に整理されたエンディングノートは、書き込むスペースが限られているため、もっとか聞きこみたいとき、スペースに不足を感じることです。

特に、自分の今の想いや出来事、将来の計画などを自由に書き込みたい人にはおすすめですが、もう1冊、大学ノートのように自由に書き込めるノートを100均や文房具店などで購入して、2冊構成でエンディングノートを書くのがおすすめです。

エンディングノートに書いておくべきこと

自分の死後に家族が困らないように内容は押さえておく必要があるため、最低限書いておくべき内容があります。その内容は、上記のような既成のエンディングノートに項目で整理されているため、その内容に沿って書き込んでいけば、後で家族の方が困るようなことはないでしょう。

エンディングノートに書く内容は、過去・現在・未来のことです

エンディングノートに書く内容を大きく分けると、自分の過去、現在、未来のことを書くことになります。

1)過去のことは、これまで歩んできた人生の出来事です。出生や学歴、職歴など、また出会いや、結婚のこと、子供のことなどを自由に書きましょう。

2)現在のことは、自分の現在の情報に関することです。貯金、保険、年金について、また所持しているなら株式や、その他の資産について。通帳や印鑑、保険の証書、年金証書などの保管場所。また、収集しているものや遺品となる物。さらに、借金など負の遺産がある場合はそのことも記載しておきましょう。

なお、自分で飼っているペットがあれば、好き嫌いや、持病、食べ物で注意すべきこと、かかりつけの犬猫病院なども書いておきましょう。

一方、過去にお付き合いのあった友人や知人、特に現在親しくお付き合いしている友人や知人、また親戚や先祖のことなど。他にも、個人によって書いておきたいことは書いておきます。

3)未来のことは、これからやってみたいことなどです。また、もしも自分に何かがあったときには、「こうしてほしい」といった希望も書いておきます。

なお、これらのエンディングノートに書いておくべきことは、自分のいざという時や、死後において、家族の方が必要になる情報ですので、家族の役に立つ情報として整理しておきましょう。

※以上のエンディングノートに書いておくべきことは、このページの後にも整理をしてありますので、参考にして下さい。

エンディングノートに完成はなく、書き直してもよいものです

また、エンディングノートを書き始めても、その後の人生は続くものですから、あとから状況や考えが変わることもあります。

従って、一往書いてからそれで完成ではなく、変更があれば、その都度、書き直したり、書き足す必要があります。そのため、エンディングノートは修正が自由にできるように、鉛筆書きで書くのがおすすめです。

なお、鉛筆の成分である黒鉛は筆記具の中で一番耐久性があり、しかも必要なら消しゴムで消して書き直すこともできます。

また、市販されているエンディングノートや無料配布のエンディングノートは、いずれも項目別に整理されているため、書けるところから書くことができるという利点があります。しかし、書く込むスペースが限られているため、書くスペースが足りなくなるという欠点もあります。このため、必要な部分に紙を貼り足したりするという工夫をしながら書クことも出します。

さらに、別途、自由に書ける大学ノートや100均などで購入したお気に入りのノートを用意し、日記風に好きなことを書いておくこともできます。

エンディングノートを書く時の注意点

エンディングノートは、結局、家族や大切な方に見てもらうことになるものですから、記入する内容も、誰かに見られるものだということを意識しておく必要があります。ですから、家族の方や他人が見ても分かるように書いておきましょう。

なお、通帳や印鑑、保険の証書、年金証書などの保管場所や、口座番号や各種のパスワードは、悪用されないように工夫する必要があります。

エンディングノートの保管場所

エンディングノートには、重要な個人情報や秘密にしておくべき内容などを書くこともあります。相続に関することなどは、事前に身内に知られてしまうことで、トラブルにつながるおそれもあります。

そのために、エンディングノートは、誰にも見られる場所ではなく、目につかない場所に保管しておく必要があります。しかし、信頼できる人には、エンディングノートの保管場所を教えておくことも必要です。

なお、人の目に使いない場所に保管するといっても、銀行の貸金庫に保管すると、借りている本人が亡くなった場合、金庫を開けてもらうのに煩雑な手続きが必要になるおそれもありますので、遺族が探し出しやすい場所に保管しておくことをおすすめします。

エンディングノートに書いておくべきことの一覧

自分史として

  • ・親や兄弟との思い出
  • ・学歴
  • ・職歴
  • ・幼少期から、これまでの思い出
  • ・配偶者との思い出
  • ・子供との思い出
  • ・これまで住んだ家や場所

親戚・友人・知人リスト(お葬式の際に連絡すべき人)

  • ・親類関係
  • ・友人関係

自分の財産について

  • ・預貯金
  • ・株式
  • ・不動産
  • ・有価証券や金融資産
  • ・借入金・ローン

保険・私的年金(個人年金、企業年金)

  • ・生命保険、損害・傷害保険など加入保険
  • ・個人年金、企業年金

介護・告知や延命治療など

  • ・介護が必要になった場合
  • ・介護のための費用
  • ・介護が必要になった場合、資産管理をお願いしたい人

葬儀のこと

  • ・葬儀の実施について
  • ・葬儀業者や会場について
  • ・葬儀の費用
  • ・宗教・宗派について
  • ・戒名・法名について
  • ・葬儀の規模

お墓のこと

  • ・希望する埋葬方法
  • ・お墓の場所がわかっている場合
  • ・お墓の費用について
  • ・その他、お墓について伝えておきたいこと

携帯電話、会員サービスなど(特に、解約の必要がある内容)

  • ・携帯電話
  • ・パソコン・プロバイダ
  • ・その他会員サービス/WEBサービスについて

形見分け遺品の整理(処分品リスト)

  • ・形見分け
  • ・遺品の整理
  • ・遺品の個別対応リスト

遺言書や依頼先のリスト

  • ・遺言書の有無
  • ・遺産分割について
  • ・依頼・相談先リスト

大切な人へのメッセージ

  • ・例えば、家族に残すメッセージ等

さらに、ペットを飼っている場合

  • ・かかりつけの獣医
  • ・ペット保険
  • ・飼育上の注意
  • ・私に何かあったときとき、ペットをどうしてほしいか

上記のエンディングノートに書くべき内容を見ると、大変多いように感じるかもしれませんが、中には人によって不要な項目もありますから、そこは省きましょう。書けるところから書いていけば、そのうち充実したエンディングノートができますので、気楽な気持ちで書き始めましょう。

エンディングノートを書き始めるには、どのようなエンディングノートを選択するかが、ポイントとなります。

現在、エンディングノートは、市販の他にも無料で入手できるエンディングノートもありますので、無料のエンディングノートを入手して、どれにするか検討するのもおすすめです。

エンディングノートは、書きやすく、小冊子に製本されたものがおすすめ!

なお、無料のエンディングノートを入手する方法として、パソコンなどで無料でダウンロードする方法もあります。

しかし、ダウンロード版は、パソコンの操作やプリンターが必要になります。そして、印刷した用紙をホッチキスで止めて使用することになり、表紙もしっかりしていないため、きちんと残しておくのには問題があるように思います。

ですので、エンディングノートはやはり、表紙があって、しっかり綴じられたものを入手するのがおすすめです。

エンディングノート 無料

無料のエンディングノートを入手する簡単な方法

このような無料のエンディングノートとしては、葬儀社や葬儀関係のサービス会社が無料で提供しているものを利用するのが、一番容易に入手できる方法です。

私が、無料で入手したエンディングノートでおすすめは、次の2社から提供されているものです

※いずれも各社のホームページで資料請求(無料)をすれば、郵送等で入手できます。その方法は、後述します。

  1. 「よりそうのお葬式」のエンディングノート:A4版・30ページ
  2. 「小さなお葬式」のエンディングノート:A4版・30ページ ⇒18ページに変更されています

いずれも、葬儀関係のサービス会社から発行されているエンディングノートですが、項目の取り方やデザイン等で違いがあります。それぞれのノートについて説明してありますので、ご参考にして下さい。

なお、各社に資料請求をした時、なかには担当者から電話があって、葬儀のことなどについて聞かれる場合があります。実際に、「さがみ典礼」に資料請求をした時は、すぐに電話があって、葬儀の予定などについて聞かれましたが、今は資料請求をしているだけです、と返事をしてその場をおさめました。

こちらとしては、簡単に無料のエンディングノートを入手したいのに、担当者から電話があって電話であれこれ聞かるのは面倒なことですが、「よりそうのお葬式」と「小さなお葬式」に資料請求をした際には電話もなく、豊富な資料といっしょに、おどろくほど良くできたエンディングノートが2 ~3日で郵送されてきました。

なお、「さがみ典礼」のエンディングノートは、ほとんど葬儀のことが中心に編集されていましたので、日常の生活に役に立つものではありませんでした。

1)よりそうのお葬式の「エンディングノート」

エンディングノートを「よりそうのお葬式」から無料で入手する

「よりそうのお葬式(旧名シンプルなお葬式)」のホームページから資料請求(無料)した方全員に、特典として配布される無料の「エンディングノート」です。

「よりそうのお葬式」のエンディングノート:A4版・全30ページ

ノートのタイトルは「MY NOTE」となっているため(表にも裏にも「エンディングノート」の文字は一切ありません)、終活用として使用する以外にも、忘備録として日常的にも使いやすいように編集されています。

実は、以前、私が「よりそうのお葬式」に資料請求をして手に入れたのは、コクヨ製の黄色い表紙のノートでしたが、オリジナルのエンディングノートができたというので、再度、資料請求をすると(一度資料請求をしてエンディングノートをもらったものですから、2度はだめだと思っていましたが)なんの問題もなく、郵送されてきました。

※「よりそうのお葬式」に資料請求をした場合、2~3日で郵送で届けられます。なお、資料請求後にも担当員からの電話はありませんでした。

2)小さなお葬式の「エンディングノート」

小さなお葬式の「エンディングノート」無料資料請求で全員もらえます

「小さなお葬式」のホームページから資料請求を申し込んだ方全員に無料で配布される「エンディングノート」です。

「小さなお葬式」のエンディングノート:A4版・全18ページ

ノートのタイトルは「エンディングノート」となっていますが、このエンディングノートも、終活用として使用する以外、忘備録として日常的にも使いやすい内容となっています。

なお、「小さなお葬式」のエンディングノートは、以前は、30ページの構成でしたが、後に内容を整理して、18ページに編集されています。簡潔でシンプルな内容をご希望の方は、「小さなお葬式」のエンディングノートがおすすめです。

※「ちいさなお葬式」の場合も、資料請求をした後、担当員から電話がかかってくることもなく、2~3日で郵送で届けられます。

※「よりそうのお葬式」と「ちいさなお葬式」のエンディングノートは、私の方で取り寄せて全ページを写真に写しました。見たい方はこちらにあります。
>> エンディングノートの全ページ写真(別のページに移動します)

※資料請求でエンディングノートを取り寄せる際の注意

「よりそうのお葬式」と「小さなお葬式」のいずれも、資料請求でエンディングノートを入手できますが、それぞれの資料請求をする際、下の画像で説明してあるように、「郵送」を選ぶ必要があります。「メール」を有効にした場合、エンディングノートは郵送で送られてきませんので、ご注意を。

※「よりそうのお葬式」の場合、資料請求の申込フォームの「郵送で受け取る」にチェックを入れます↓↓↓

エンディングノートを「小さなお葬式」から無料で入手する

※「小さなお葬式」の場合、資料請求の申込フォームの「ご住所に郵送」にチェックを入れます↓↓↓

エンディングノートを無料で入手する方法

私が取り寄せたエンディングノートについての感想

結局、上記のように、私は「よりそうのお葬式」と「小さなお葬式」と「さがみ典礼」の3社からエンディングノートを取り寄せました。

その方法は上記の通りですが、一番のおすすめは「よりそうのお葬式」か「小さなお葬式」です。

この2社のエンディングノートはデザイン的に洗練され、内容も充実しています。これら2社を比べると「よりそうのお葬式」のエンディングノートが「小さなお葬式」のエンディングノートよりも肉太の濃い文字で印刷されています。

※「よりそうのお葬式」と「小さなお葬式」を比べてどちらが良いかというと、書く項目や内容も少し違いますし、特にデザインが異なるため、好みの問題になると思います。

いずれも無料ですから両方とも取り寄せて、実際に見比べることによって、どちらが自分に合っているのか判断するのがおすすめの方法となります。


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