家族葬とは、家族や親族を中心に営む葬式のことで、通夜や告別式などの儀式を小規模に行うことになります。家族葬を身内葬という言い方で呼ぶ場合もあります。しかし、家族や親族を中心にするとは言っても、故人の親しい友人をお呼びしてもかまいません。
それでは、どこまで家族葬にお呼びするかというと、依頼した葬儀社が計画している家族葬プランとして、何人までなら家族葬の料金でできるかという問題があります。このため、家族葬を行う場合は、葬儀社に相談して人数を決めるのが現実的な対処の方法となります。
それでは、家族葬には、具体的に何人までお呼びできるかという人数の目安としては、例えば、「小さなお葬式」や「よりそうのお葬式」では、15~30名の規模とされています。
また、たいていの葬儀社が家族葬用の葬儀ホールとして準備しているのは、収容人数が50名から60名程度の式場だとされています。このような、収容人数から判断すると、最大人数は50名までを目安に参列者リストを用意するのが良いと述べているサイトもあります。
しかし、家族や親族を中心に、例えば50名をお呼びする葬式を小規模な「家族葬」と言えるでしょうか。これではお迎えをする遺族の負担も大きくなりますので、「小さなお葬式」や「よりそうのお葬式」で予定されている約30名までの人数でお呼びするのが適当ではないでしょうか。
家族葬は、平成初期から使われ始めた「密葬」に由来するものとされているため、家族葬と密葬は同じだと解釈している方もいる用ですが、厳密には、異なるものです。
と面ますが、ます。といい、後日、本葬を行うのが普通であった。現在では後日に「偲(しの)ぶ会(お別れ会)」を行うこともある。
本来の密葬は、身内でお別れをした後に、後日、もう一度友人や知人等の関係者をお呼びしてお別れを行う「本葬」を伴うものです。そのように密葬の後に行う本葬は、偲(しの)ぶ会やお別れ会の形式ですることもあります。
ただし、近年においては、本葬をせずに密葬だけを行う(これを家族葬と言っている)というケースが多くなっています。しかし、家族葬というと、その後に、本葬が行うのかどうか曖昧になるため、現在では、「家族葬」という名称で、本葬を行わない葬儀の形式として区別されるようになっています。
例▼ 「小さなお葬式」でのプランによる「家族葬」の流れ
故人を棺に納めます。
ご遺体を寝台車で斎場まで搬送し、「お通夜」を行います。
火葬場まで故人を搬送し、火葬の儀式となります。火葬にかかる時間は約1時間で拾骨を行った後に散会となります。
家族葬は、遺族や親族、友人などの近しい関係者のみに参列してもらい、少人数で行う葬儀です。
従って、豪華な祭壇、会葬者への香典返しや食事など高額な負担がないため、低価格で行えます。このように、家族葬は一般のお葬式の規模を小さくした内容になっているため、一般のお葬式と同様の流れを踏まえたお葬式を行いながらも、費用を安く抑えることができます。
一般的なお葬式は費用面でも精神面でも遺族にかかる負担が大きいのですが、家族葬は、家族を中心とした近親者のみなの参列となるために、会葬者に気を使うことなく、故人を偲ぶためのゆったりとした時間をもつことができます。
家族葬は、一般的な認知度も高くなり、「家族葬で行います」というご案内で遺族の意を了解してもらいやすくなっています。また、故人の友人が多い場合は、後日落ち着いた頃にお別れ会を開くという方法もあります。
家族葬であっても、故人とお別れをしたいと一般の弔問客が参列することもあります。その数が多くなってしまうと、葬儀の予定が狂ってしまう可能性が考えられます。
家族葬で葬儀を執り行うと、外部の人は、故人とお別れができません。後日、弔問したいと考える人も多いです。しばらくはその対応に追われる場合があります。家族葬のデメリットではありますが、デメリットと考えずに、あらかじめ対応を考えておくことが大切です。弔問客が来てくださるのは、ありがたいことです。
親族のなかには、お葬式といえば一般的な葬儀をイメージしている人もいらっしゃると思います。また、参列できなかった人が家族葬に対して不満を持つ可能性はあります。そのため、家族葬を終えた後はあいさつ状を送って理解を得られるようにするのが望ましいです。
以上のメリットとデメリットをふまえ、家族葬は以下のような方々におすすめです。
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これらの「よりそうのお葬式」や「小さなお葬式」に依頼をする料金は無料です。
「よりそうのお葬式」の家族葬は、398,000円のプランがあります。
>> よりそうのお葬式の詳細
「小さなお葬式」の家族葬には、488,000円のプランがあります。
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