お坊さん便とは、お葬式や49日などの法事や法要の際に、インターネットや電話などを利用して、僧侶を手配するというサービスのことです。その特徴は、費用が予め決められているため、後から法外な布施料を請求される心配がなく、安心して法事や法要の依頼をすることができることです。
<目次>
「株式会社よりそう」は、インターネットで申し込みができる定額のお葬式「よりそうお葬式」を運営する葬儀関係のサービス会社です。
その「よりそう」が、2013年12月8日より、法事や法要の際に、全国一律の定額料金、しかも追加料金なしで僧侶を手配するサービス「お坊さん便」を始めました。そして、2015年12月8日より、Amazonからの提供も開始され、ずいぶん話題になりました。
<注意>お坊さん便は、上記のように、自社サイトに加えて、Amazonからも提供されていましたが、2019年10月24日、Amazonでの取り扱いを終了し、今後は、自社サイトでサービスを継続するとの旨、発表がありました。
最近、都会への移住やお墓の相続などをきっかけに、菩提寺(檀家になっているお寺)とのご縁が薄れる方が増えています。菩提寺をお持ちでない方は、葬儀や法要の際に頼るお寺が無いため、良いお坊さんに出会えずお困りになったり、供養自体を諦めてしまうケースが発生しています。
また一方で、新たに特定の菩提寺の檀家になることに煩わしさを感じたり、檀家になった際のお坊さんへの不明瞭なお布施が気になり、葬儀・法事でのお坊さんとの向き合いに前向きになれないケースも増えています。
「お坊さん便」は、こうした課題や不安を解消するために、分かりやすい仕組みで、ご僧侶を紹介するというサービス「お坊さん便」を始めました。
それ以降、お坊さん便は、ユーザーから非常に高評価で受け入れられ、2013年のサービス開始以来、利用数は毎年増加を続けています。
従来のサービスに見られる追加費用(宗派指定料等)や複雑な会員制度への入会等もなく、お布施なども不要で、安心して利用できます。
※ご僧侶の宗派に関して希望があれば、申し込みの時点で指定ができます。
実際に「お坊さん便」を利用した人の感想は?
・とても親切なお坊さんで対応も良く、満足のいくかたちで供養ができて、本当に良かったです。・若いお坊さんはとてもしっかりされていて説法も心に染み入るものでした。
・きちんと読経していただき、すべてスムーズに執り行えました。満足しています。これからの時代にマッチした法要だと思います。
・リーズナブルなのに著名なお坊さんに来てもらい、感激しています。
・菩提寺がある方は利用するのは難しいと思いますが、民間の霊園にお墓がある方で、お坊さんとお付き合いがない方にとってみればとても良いサービス。
・檀家にならないで納骨式をやりたいという希望がかなえられました。
・身内での3回忌をお願いしました。読経はもちろんのこと、お説法においては仏道として一人間としての納得のいく内容でした。親族みなそのような思いで終えることができました。不安でしたが、連携も万全で結果として良かったとの感想です。
・父の三回忌で利用しました。宗派のメールに答てからお坊さんが決まるまでが3日と早かったです。お坊さんからの電話も早く、丁寧でした。
自宅で家族だけだったので、コンパクトにできて良かったです。・色々言われていますが、お願いした結果よかったと思いました。御先祖の供養をするのにお金のことで気をもんで悩むより明朗会計で気持ちよく対価を払ったほうが終わった後も清々しい気持ちになりました。
これらの感想を見ると、感謝の言葉が多く、「お坊さん便」のサービスを、むしろありがたいサービスとして賛同しています。
この「お坊さん便」は、全国一律の定額で、初回35000円(2回目からは45,000円)となっています。
ところが、同じ「株式会社よりそう」が運営しているお葬式の際の僧侶手配のサービスは、定額で55,000円。
それなら、お葬式の僧侶として、「お坊さん便」を呼べばいいんじゃないのと思うかもしれません。20,000円も安くなるし・・・
このことについて、ちょっと調べてみました。
確かに、お坊さん便は、全国一律定額の35,000円。しかし、火葬式の場合、お葬式に僧侶を呼ぶと、55,000円。差額は20,000円。
この理由は、お葬式の僧侶手配の料金55,000円には、戒名をつける料金が含まれているからです。
この質問は、火葬式でお葬式を上げたい方に多い質問です。
そこで、実際に、お坊さん便の担当者に質問してみました!
その答えは、お葬式に「お坊さん便」をお願いしても一向にかまわない、ということでした。
ただし、依頼者の家が寺の檀家さまとなっている場合、お断りしています、ということです。(理由は、後々のトラブルを避けるため)
ですので、お葬式の際の戒名はいらないけれがS、お経をあげてもらってお見送りしたい場合、戒名のつかない「お坊さん便」がおすすめです。
ただし、戒名がつかない「お坊さん便」をお願いして、後から戒名をつけることも可能です。その戒名をつける場合の料金が、20,000円ということになります。
<注意>
なお、火葬式の読経:55,000円、一日葬の読経:85,000円、一般葬(家族葬)の読経:160,000円ですが、このようなお葬式に戒名のつかない「お坊さん便」をお願いする場合、その料金は、基本的に、戒名費を差し引いた料金になるようです。
等、お葬式の後の法要や法事に、その時だけの関係(特定の宗派も可能)で、追加料金なしの定額(45,000円戒名授与なし)でお坊さんを呼ぶことも可能です。
お坊さんの手配、来訪(車代等は定額に全部含まれています)、読経等、すべて定額35,000円(2回目からは45,000円)で、安心のお支払いができることになります。
※定額45,000円中に、読経法話、御膳料、お車代、心づけが含まれています。
※法要の同日に、自宅などでの読経に加えて墓前など別の場所での法要が、プラス1万円で可能になるプランも用意されています。(申し込み時に「35,000円+法要場所追加10,000円」というプランを選択することで可能ということです。)
※また、墓前だけでよいという場合には一回分の定額の35,000円となります。
※戒名の授与は、プラス20,000円からの料金で受け付けています。(なお、この戒名の授与は、戒名の内容によって異なるようですので注意が必要です。)
※なお、既に菩提寺がある場合、「お坊さん便」を依頼すると、後々問題になりますので、「お坊さん便」の依頼はお断りしているようです。
まとめると、
ということになります。
「お坊さん便」を申し込む際には、次のことに注意をする必要があります。
以上の「お坊さん便」の申込み方法や、さらに詳しいご説明に関しては、こちらの公式ページでご覧ください。
なお、上記の坊さん便の申し込みフォームを開いた後に記入する内容は以下の通りです。(以下は、申し込みフォームの見本です)
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以下、公式ページから抜粋した要点です。
通常のお布施金額は約30〜45万円と言われています。なぜ、こんなに費用がかかるかというと、僧侶費用とは別に、お車代、御膳料、心づけの追加の費用が必要になるため、全体でこれだけの費用になることがしばしばあるようです。
さらに、これに高級な戒名を付けると、さらに数十万円の値段が加わります。
そのため、葬儀に要した費用で、後々トラブルになることも良くある話です。
定額の僧侶費用に、お車代、御膳料、心づけの全てが含まれます。
またご希望エリアに沿って全国の僧侶をご紹介 し、料金も全国一律ですので安心です。
料金は、戒名をつける場合、55,000円ですが、戒名をつけない場合は、初回の料金35,000円(2回目から45,000円)です。
仏教では、人が亡くなると49日間、死者の魂が成仏せずにさまよっているといわれています。そこで、遺族は故人が無事に成仏できるように、読経したり飲食や行動を慎んで身の汚れをとる善事を行ないます。このように、いわゆる死者のために行なう追善供養が法要です。
初七日は、一般的に、亡くなった日から数えて、7日目に営む法要ですが、現在では、葬儀の当日に済ませてしまうことが多くなりました。葬儀当日に行なわなかった場合は、親族を集めて法要を行います。地域・習俗によって違う場合もあります。
死者は死亡した日を含めて7日ごとに7回、あの世で生前の罪状などを裁く審判があるとされています。それが終わるのが49日目で、それが終わった後に、故人の魂はわが家を離れていくと言われています。そこで、遺族は「忌明け(きあけ)」として、日常生活に戻るために、親戚や知人・友人を招いて法要を営むことになっています。
お葬式の後、定められた年に行う追善供養のことです。
亡くなって1年目の命日に行う「一周忌」、
2年目の命日に行なう「三回忌」、
七回忌(6年目)、十三回忌(12年目)、十七回忌(16年目)というように、3と7の年度に行なうことが多いようですが、宗派によって異なります。
一般的には十三回忌までと、三十三回忌の法要を行なうことが多く、三十三回忌が終わると、「年忌明け」などと呼ばれ、弔い上げになります。
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上記の「お坊さん便」を提供しているよりそうお葬式に資料請求を申し込めば、無料のパンフレット等を2~3日で郵送してくれます。
※「よりそう」に資料請求をして送られてきたパンフレット↓
緑色の「MY NOTE」は、「よりそう」のエンディングノートで、資料請求するとパンフレットに同封して送られてきます。
というように、かなり多彩な資料となっています。
★今なら「よりそうお葬式」に「資料請求」をした方に限り、オリジナルのエンディングノートを無料で同封してもらうことができます。
私が、実際に資料請求をして送られてきたエンディングノートは素晴らしかったです。こちらに、「よりそうお葬式」のエンディングノートの全ページを写真にとって、ご紹介しています↓
>> 「よりそうお葬式」のエンディングノートの全ページの写真
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